エクセントリック傾向自己判定テスト(EPDST)

このテストはなにか

下の文章と100の質問は青土社から1993年1月30日に発行された本「エクセントリックス(著者:デビッド・ウィークス、ケイト・ウォード)」の付録に収録されているものです。

どのような内容の本なのかは上記のアマゾンの商品詳細や山形浩生さんの書評を読んでいただくとして、ここではその付録の質問と回答をブラウザ上で行えるようになっています。

実際の本にマルペケをつけて診断するよう本の方にも書かれていましたが、こういった形のほうが手軽でやりやすいので用意してみました。あんまり手軽でないほうがいいのかもしれませんけれども。

本編には様々な奇人変人の実例や分析も載っており、とても面白いので興味があればぜひぜひ。

なお、テスト部分の作成にあたり「Java Script 実験室 - No.15 診断システム」を参考にしました。

手引き(引用元P379)

以下の質問は、自分の取る態度、好み、興味や癖を調べるよう作られています。問いのあとに「あてはまる」と「あてはまらない」があります。自分がいつもとる行動や感じかたにもっとも近いのは、「あてはまる」か「あてはまらない」のどちらか、決めてみて下さい。その上で、自分の選んだほうを丸で囲んで下さい。

誰でもそれぞれの立場や見解について意見がありますから、「正しい」とか「間違い」というのはありません。テストの結果が最大限に生かせるよう、慎重にそして正直に答えるようにして下さい。と言って、一つの問いをあまり長い時間をかけて考える必要もありません。トリックや裏があるような問いは一つもありません。自分のありのままを答えられるよう、第一印象や無意識で選んだ答えをとるようにして下さい。必ず一つ残らず、全ての問いに答えて下さい。中には自分にぴったりあてはまるようなものではないものもあるかもしれませんが、できるかぎり推測してみて下さい。それぞれについて、自分は何が好きで、ものごとを今どう感じているかということに従って選択しなければなりません。こうすべきであるとか、好きになるべきだと思っていることや、他人をこう思うべきだということから、何が好きか、他人をどう思うかを選んではいけません。

得点と解釈(引用元P394)

100点満点とし、満点となると極めつけのエクセントリックということになります。この種のテストでは、普通、いいかげんに「あてはまる」と答えて不当に得点が高くならないように、「あてはまる」・「あてはまらない」に属する設問がほぼ半々になるようにつくられています。しかし初めに試験的にやってみた調査からは、今回のような研究の場合問題にならないということがわかっています――傾向があるとすれば、エクセントリックは反対の方向を向く傾向になるでしょう。

このテストを正しく解釈できるかどうかは、それがエクセントリックになる性向を測っていると見るかどうかにかかっています。エクセントリックさの性質は社会的にあいまいなので、この傾向が潜在している人がすべて実際にエクセントリックな傾向に基づいて行動するわけではありません。しかし得点が高くなれば、適切な条件や事情によってエクセントリックさが表面化する可能性が高くなるだろうということです。データのストックをこれからも更新していくために、関心のある読者が自分の得点と自分のエクセントリックさの個々の関係に関して著者に手紙をくれればありがたいと思います。関心のある他の研究者からの問い合わせ、情報提供も歓迎します(ページ作成者注:これは元の本の文章をそのまま書き出したものなので、このページの作成者に得点と自分のエクセントリックっぷりを送られても困ります)。

参考点数(引用元P395)

テスト